昨夏、思いつきで多摩川の上流に涼みに行こうと言ったら家族が賛同してくれたので、荻窪で穴子弁当とビールを3人前仕入れて奥多摩へ向かった。御嶽駅で途中下車して、玉堂美術館に寄り、炎天下だったが河原で川の流れを見ながらの昼食、その後御嶽駅から奥多摩駅へ行き、もえぎの湯で一風呂浴びて帰った。
そういえば、昔カヌーイーストの野田知佑さんの影響で、組立式のカヌーを買い、何回か湖で漕いだことがあったが、さすがに川下りまでにはいたらなかった。川下りは流れがゆるい川では問題はないが、多摩川の上流ような急流では下る前にその川の下調べが必要で、また橋脚などに引っかかると木製の骨組みのカヌーは簡単に折れてしまう。と、いうことから単独での川下りには今ひとつ自信がなかった。若い頃は、下から上の奥多摩湖まで走ったことがあるが、さすがにその元気はない。ならば、カヌーでの川下りならぬ、自転車での川下りもいいのではないかと。
ということで、この時期の土日はJR特別ホリデー快速おくたま5号という電車(荻窪8:25〜三鷹8:33〜奥多摩9:54)があり、1時間半で奥多摩駅に着く。Iさんは一つ前の電車で来て組み立て中、僕と同じ電車に乗っていたTさん、Kさんも降りてきた。Tさんの新車拝見。奥多摩では秋祭りの時期と重なり、また多くのサイクリストが来ていて、最新のロードが十数台並んでいた。そういえば、クラブランには久しぶり(1年ぶり?)の参加かも。
10時半出発、早速道を間違える。川沿いの道ではあるが、ハイキングコースを選んでしまい、上り下りの細い道でほとんどが階段でしばらく担ぎが続く、申し訳ありません。白丸辺りで橋を渡り、青梅街道に出て、古里までダウンヒル(川下り)を楽しむ。古里のセブンイレブンで昼食を仕入れて、橋を渡る。川沿いの道を途中何度か行き止まりにぶつかりながら、吉野街道に出て奥多摩大橋を渡り、御嶽へ。急階段を下りて河原の石の上で川の流れを見ながら昼食。朝ラジュースは見つかったが、コッヘルが見つからず、キッチンにあった小さな鍋をリックに突っ込んできたが、昼食はおにぎりと菓子パンで簡単に済ませ使う機会はなかった。昼食後は川沿いの細い道を押して沢井へ。小澤酒店で澤乃井の小瓶を買う。また青梅街道を走り、日向和田へ。ここからは七福神巡り。地図を手かがりに、途中迷いながら明白院(福禄寿)、地蔵院(布袋尊)、清宝院(恵比寿)、吊り橋を二つ渡り宗建寺(毘沙門天)、延命寺(大黒天)で、残りの体力と時間的なことを考え、二つ残して河部駅へ。15時過ぎに到着。お疲れ様でした。(紀)