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平野 啓一郎,小池 一子,深澤 直人,鈴木 紀慶,伊東 豊雄
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suzuki-e-works blog

『永遠のソール・ライター』を読む(観る)
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    入梅のこの時期、『永遠のソール・ライター』(小学館、2020)を読む、というよりは観る。この本の表紙にも使われている写真「帽子:Cap,c 1960」は、雨で濡れたガラス越しに見るストリートの何気ない風景だが、惹かれるものがある。ライターの作品は雪の日が多く、赤い傘をさした女性が登場する。ガラスへの映り込み、水滴によるぼやけた画像、二重、三重にオーバーレイする技法、白い雪と赤い傘を対比させた構図や色彩などすべて計算しくされているように感じる。ライターが長年住んでいたイースト・ビレッジの風景だと思うが、それぞれの写真にはストーリーがある。つい気になり、またページを開いてしまう。本としても魅力あるものになっている。

     

    | - | 12:42 | comments(0) | - | - | - |
    スポーツ観戦ができたあの日
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      コロナ禍でスポーツ観戦することができなくなり、テレビではかつてのスポーツ名場面集が繰り返し放映されている。早くリアルタイムでスポーツを観戦できる日常が戻ってきてほしい。子供の頃、父に連れて行ってもらい、初めて見た川崎球場のカクテル光線を浴びた芝の目映さが忘れられない。川崎の大洋ホエールズは横浜へ移り、DeNAベイスターズと名前を変えたが、川崎球場は筆者にとってのフィールド・オブ・ドリームスなのだろう。

      | - | 06:50 | comments(0) | - | - | - |
      猫がいる風景
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        家に猫がいるだけで、救われた気持ちになることがある。猫語を話せる訳ではないが、お互いに言葉が通じることがある。それは猫と共生しているからだと思う。レンとハナは14歳になった。寝顔を見るだけで、心が安らぎ、疲れがとれる。今日も感謝。

         

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        ペク・ヒナ 『天女銭湯』
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          女優の小林聡美さんが新聞で『天女銭湯』(ペク・ヒナ作、長谷川義史訳、ブロンズ新社)という絵本を紹介していた。「細かい所まで見て うふふ」という見出しが気になり、あるとき「ふと」思い出し、その絵本を見つけた。たしかにどの頁を開いても、何回見ても「うふふ」となる。人形を使ってのコマ撮り、アニメ映画の手法だと思うが、その表現力、とくに人物描写の一瞬の動きが素晴らしい。一つの世界を作り上げていて、凄みようなものを感じる。作家のペクさんはこの天女のような人かなと勝手に想像していたら、彼女も個性派女優のようなチャーミングな人で、また驚かされた。今話題の映画「パラサイト」とは異なり、韓国のごく日常的な生活風景が描かれているだけだが、オチもあり、細かい所まで楽しめる作品だ。

          | - | 16:10 | comments(0) | - | - | - |
          いざ、エジプトへ
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            S誌の月末入稿の連載原稿を早々に入れて、恐る恐る成田へ。途中車内の人はほぼ全員マスク着用。乗客は普段よりもいくらか少ないような気がした。成田空港には予定より一時間早めに到着。この時期の成田はいつも混雑しているが、今回はガラガラ。果たして出国できるのか。問題はカイロ空港で入国するためのビザを発行してもらえるかで(一時は健康カードが必要という噂もあったが)、難なく通過。やれやれ。その後は、ナイル川をクルーズ船での船旅、なんと寝ている間に次の目的地へ。快適快適。船室からグラスを傾けながらの夕景は格別で暫し日本のコロナの件は忘れていた。が、2月末に帰国してみると。小中高学校一斉休校など、とんでもない状況に。こればかりは、早く終息することを願うしかないが、ほとんどが砂漠で、ナイル川沿いにしか緑はなく、一年中砂埃りで、古く草臥れた街中を馬車やラクダ、ロバがエネルギッシュに行き交うあのエジプトの風景が懐かしく感じた。

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